最近のウェッジのセッティングって？おすすめのセッティングが知りたい！

こんにちは！

オーダーメイドウェッジのお店、兼々工房（kanekanekobo）です。

 

今回は、ウェッジのおすすめのセッティングについて紹介します！

結論はこれまでと変わらず、ピッチングのロフトから最適を見出すということになりますが、そこを掘り下げてご紹介します。

クラブ全体のセッティングは近距離重視になっています。

これはクラブの進化に起因するものが多く、ウッド系のクラブが簡単に距離を出せるようになっているためです。

当店で行っているヘッドカバーのご注文でも４番ウッド、７番ウッド、６番ユーティリティーなど下位番手のものがとても増えていると感じます。

 

また、アイアンのストロングロフトはウェッジのセッティングに影響しています。

ピッチングのロフトが４６°あれば５２°との間に６°の開きがあります。

飛距離にして３０ヤード以上になるでしょう。

この差を埋めるためにウェッジを３本以上にすることが主流になっていると感じます。

クラブの流れが変化していく時に『本当にそれで良いのか？』と感じることがあります。

簡単に距離を稼ぎ、番手だけ選んでただ打つだけ。

これって楽しいですか？

ガターの補助を出してボウリングをしているのと何が違いますか？

 

クラブの開発は商売のために行なっています。

良いクラブを開発し、プロから契約を貰い、認知度を向上させることで『良いもの』と認識させることで消費を促す。これが経済のサイクルでしょう。

 

アマチュアは違います。

自分の好きなものを使い、好きなようにゴルフすれば良いのです。

スコアよりも楽しさや、充実感を重視するべきです。

 

なので、最近のセッティングはこうだから自分もこうだ！という感覚は捨てた方が良いでしょう。

時代と逆行した、操作性の高いクラブを揃えるべきです。

普遍的な価値を求めることをおすすめします。

ピンを狙うことに集中したクラブ選びです。

 

これまでの飛距離に応じたクラブ選びでは無く、あくまでピンを狙うことに集中したクラブ選びです。

その手法は以下の通りです。

①大雑把に距離で選ぶ

②１４本までのセッティングで余った本数で攻略のバリエーションで増やす。

 

ドライバー１本、ウッド系２本、アイアンが７本（＃４〜＃P）、ウェッジが２本、パター１本これで１３本です。Pが４６°の場合、アプローチ５２°とサンドウェッジ５８°が適正でしょう。これは私のセッティングです。

このセッティングの中で自分が増やしたい攻略のバリエーションを増やすことが大切です。

苦手はシチュエーションや、得意なシチュエーションから算出することがいいでしょう。

 

私の場合、エッジからの寄せに課題があったので、転がすために４８°のウェッジを追加しました。

このウェッジで１１０ヤードほど打てるので、セカンドショットにも使えます。

５２°との距離の差は１５ヤードもありません。でも４８°を使います。合理的で無いセッティングだと思います。

ただ、自分の課題がそこにあったのでそのようにしたまでです。

 

その他の課題は砲台グリーンの攻略です。

グリーンからこぼれたボールを乗せ直すためには高いボールが必要です。

技術に自信がなかった私は、ロブショットを打ちやすいように５８°のバウンス角を下げようと考えていました。

そうするとバンカーの攻略に課題が残ります。

ゴルフにトレードオフが発生してしまいました。

 

ここで誕生したのが『２段ソールウェッジ』です。

宣伝したいわけでは無いですが、このような気付きや悩みから新しいアイデアは出てくるものです。

詳しく知りたい方は、ページ下部のリンクからシモサキウェッジをご覧ください。

 

脱線しましたが、距離だけから適正なクラブを算出する必要はありません。

あくまで『ピンを狙う』という行為に焦点を当てて自信の課題を克服するためのセッティングを選ぶべきなのです。

その気付きを得るためにはできることは、１０本でのラウンドを想像することです。

シチュエーションごとに戦える武器が１４本持てるスポーツだと考えれば幅や深さがもっと出てくるはずです。

当店で扱っているシモサキウェッジは、スタンダードなスペックであれば半年後に返品が可能です。

半年間も試打ができるんです。こんなクラブありません。

 

ご興味を持って頂いた方はシモサキゴルフ、下崎一夫について当HPで詳しく知っていって下さい！