オーダーメイドで作るヘッドカバーってどんなの?おしゃれなヘッドカバーを作りたい!
2022/03/13
こんにちは!兼々工房です!
当店はオーダーメイドでゴルフ用のヘッドカバーを作っています。
ヘッドカバーをオーダーメイドするってあんまり聞き馴染みがない方も多いと思います。
今回はそんなオーダーメイドヘッドカバーについてご紹介できればいいなと思っています。
自分の好きなデザインで作れる
当店はよりシンプルで使いやすいデザインを追求しておしゃれなヘッドカバーを製作しています。
当店で行なっているオーダーメイドは大きく分けて2つあります。
①選べるオーダー
②フルオーダー
選べるオーダーはオンラインショップで受け付けているオーダー方法で、手元にある在庫の中からお好きなものを選んでご注文頂く方法です。
常時20種類以上の素材を準備しています。パーツの種類と組み合わせると、200通り以上はパターンができると思います。
フルオーダーはその中に好みのものがなかった場合、ご要望に合わせた素材選びを行い、個別にお見積りをさせて頂く方法です。
主に当店で行うのは素材のオーダーとパーツ選びです。
作りとしてはよりシンプルなヘッドカバーを作っていますので、違いや個性を出すのは素材ということになります。
オーダーする項目は
①本体素材
②番手表記
③名入れ刻印
④サイズ
大きく分けると4点です。
本体で使用する素材については後述致します。
番手表記についてですが、当店で多く取り扱うのは数字やアルファベットの形をくり抜いた本革を本体に縫い付けるものです。
ここに入れる1文字をオーダーに合わせてお作りする事が出来ます。
ドライバーは『D』や『1』、フェアウェイウッドは『F』や『3・5・7』,『S・B・C』、ユーティリティーは『H・U』,『3・5・7』などが、よくオーダー頂く仕様です。
中にはご自身のイニシャルを入れる方もいらっしゃるので、ご自身の好みに合わせてご要望下さい。
名入れ刻印は、本体下部の革タグへ入れます。
英数字8文字程度なら刻印可能です。
ご自身のお名前を刻印される事がほとんどですが、中には『Spoon』であったり、『Driver』など、種類や番手を表す文字を入れる方もいらっしゃいます。
通常は下段にブランド名を刻印するのですが、刻印したい文字数が多くなった場合は、ブランド名を無しにしてお好みの文字を2段で刻印することも可能です。
オーダーメイドできる素材は4種類
オーダーメイドで個性的なヘッドカバーを作る上で重要になってくる素材選びです。
お客様にとってのヘッドカバー役割と言ったら大袈裟かもしれませんが、何を求めているかによって最適な素材はかわって来ると思います。
当店でご用意できる素材をご紹介します。
①本革
扱う素材の中では一番オーダーメイドという言葉が似合うのが本革素材です。
本革は、色や仕上げ方によってかなり多くの種類があります。
シックな印象からポップな印象まで幅広く表現する事が可能です。
ご要望に適した素材を見つけるのに苦労はしますが、その分満足度が高いヘッドカバーが仕上がると思います。
本革を選ぶ時の注意点としては、『耐水性』『メンテナンス』『色移り』などがあげられます。
基本的には水濡れが苦手な素材ですので注意が必要ですが、加工方法によっては多少の濡れは気にしなくていいような素材もございます。
また、メンテナンスにおいては保湿や乾拭きなどが必要ではありますが、ほとんどの商品は半年に1度する程度でかまいません。色が落ちてきたり、褪せてきてしまうと補色の必要がありますが、定期的なメンテナンスはそこまで神経質になる必要はありません。
最後に色移りですが、オイルを多く含んだ革ですと色移りする可能性があります。ヘッドカバーよりも薄い色の素材と長く接触していると被害に会うかもしれませんので、ご注意下さい。
②帆布
次に帆布です。こちらは豊富な色が最大の強みだと思います。
選べるオーダーでは18色を展開していますが、実際はその3倍以上の色を手配する事が可能です。
あまり多くても迷ってしまうので18色に絞っています。
1色でまとめてみたり、何色も使ってカラフルなバッグにしてみたりと遊び心をくすぐるのが帆布です。
難点としては下のデニム生地同様、日光による色褪せです。
天然の素材を使用している為、色落ちや色褪せは致し方ない所です。
化学繊維を織り込んだ生地であれば長くその色を楽しむことができるものも多く流通していますが、当店で取り扱っているものは天然のコットン100%で作られた国産(岡山県産)の帆布です。
色がくすんできてしまったとしても自然な風合い、味としてご理解下さい。
③デニム
こちらも帆布同様に国内で生産されたブランド力のあるデニム生地を使用しています。
帆布とは違いカラフルさは無い素材ですが、ファッションにもお馴染みの素材なので、カジュアルな印象を持たせたいゴルファーにおすすめです。
また、当店のデニム生地は12オンスのものを使用しておりますので、とても柔らかく軽いヘッドカバーに仕上がります。
デニムの硬く重たいイメージが苦手な方でも、気軽に扱って頂けるのが特徴です。
すごくシンプルな仕上がりになりますが、その分ウェアやバッグとの相性も良く、一目で『おしゃれだな』と思わせる魅力をもった素材です。
④金華山
初めて耳にする方も多いと思います。
『金華山(きんかざん)』はかつて欧米から伝わった高級なパイル織物です。国内では和歌山県で生産されており、車の内装をはじめ、ソファなどの家具に使われる生地です。
詳しくは別の記事で紹介しておりますので、そちらをご覧下さい。
金華山の特徴はその豪華絢爛さにあります。
特徴的な柄と色使いで、周りからの注目を一気に引く事ができる特別な素材だと思います。
毛足がある素材なので、特に秋冬に映える印象があります。
金華山は多く在庫をもっていないので、お客様からご要望を頂いてから生地屋さんに確認を取るような手順になります。
強烈な個性を求めているゴルファーにおすすめです。
素材選びのポイント
それぞれの素材の特徴をご紹介しましたので、次は素材選びのポイントについてお話ししようと思います。
気に入った素材を選ぶポイントは2つ
①個性
②汎用度
このバランスによって選ぶものは変わってくると思います。
ヘッドカバーに何を求めてオーダーメイドするかという事がポイントになります。
個性を重視するか、汎用性を重視するか。
より個性的な素材は、帆布と金華山です。
色が多く、派手なものが作りやすいことがその理由です。
帆布は、色によって汎用度が高いものももちろん作れます。ただ、それでもシンプルなものほどより個性的に見えるというのも帆布の不思議な魅力です。
金華山は言わずもがなです。
とても個性的な生地です。
いくつもの柄がありますので、幅はあるにしても全体的にはすごく派手な素材です。
水洗いもできる生地が多いので、雨の時にも神経質にならなくてすむというのも一つのポイントです。
ウェアをシンプルにまとめる事が好きな方は、ヘッドカバーに個性を求めてカラフルなものや派手なものにされる事が多いと思います。
汎用性が高い素材は本革とデニムです。
本革も個性的と考える方もいるとは思いますが、そこそこ派手かと思う色で作ったとしても、どこか落ち着いた雰囲気を持っていてカッコよくなります。
それは本革のもつ高級感から出る魅力だと思います。
本革のフォーマルな印象と正反対でも汎用性が高いのがデニムです。
遊べる場所も少ないので、とてもシンプルに仕上がります。
その分、ウェアやバッグとの相性を気にする必要が無いのが特徴です。
より他の部分に遊びをもってきたい場合は汎用性の高い素材選びをおすすめします。
個性と汎用性という面で、ヘッドカバー選びのポイントを紹介しました。
服装や持ち物を好きに選べるスポーツなので、どこで遊ぶか迷ってしまうかもしれませんが、ウェアで遊ぶなら汎用性の高い素材を、ヘッドカバーで遊ぶなら個性の強めな素材を選んでみて下さい!
自分だけのオリジナルヘッドカバーが出来上がる
ここまで、オーダーメイドのヘッドカバーについてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。
それぞれの素材の特徴や、選び方のポイントを紹介しました!
⭐︎おさらい⭐︎
ヘッドカバーの選び方は役割によって2つ
・個性重視
・汎用性重視
おすすめの生地4選
個性重視
個性 ・金華山
↑ ・帆布
↓ ・本革
汎用性 ・デニム
汎用性重視
買い方は2つ
・フルオーダー
・選べるオーダー
クラブの保護以上の役割を担うヘッドカバーにするために、ワクワクしながらイメージを膨らませている方がいると嬉しいです!
そんな皆さんからのお問合せをお待ちしております!
今回はオーダーメイドヘッドカバーの魅力を、素材の選び方はその特徴などを踏まえてご説明させて頂きました。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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兼々工房
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電話番号 : 080-9422-5295
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