ウェッジとパターの工場見学にお客様をお連れしました。

こんにちは！

オーダーメイドヘッドカバーのお店、兼々工房です。

 

先日、日頃からお世話になっている市川町のシモサキゴルフと福崎町の三坂製作所にお客様をお連れしました。

 

ウェッジとパターの職人さんに直接クラブについて教わりたいと強い要望があり、お二人にお願いして工場見学をさせて頂きました。

 

普段見ることのない工場の設備にお客様も興奮ぎみでした。

 

その時の風景をいくつかご紹介します。

世界に一つしかないと言われている通称「ババババ」の説明をしている下崎さん。

世の中のクラブはほぼ全て歪んでいるようで、それを１本１本直してくれます。

どこがどように歪んでいるのか気になる方は、実際に調整してもらうといいかもしれませんね。

ポイントはシャフトとネックです。

この部分に歪みがあります。

調整後は、ものすごく構えやすくなります。

どれだけクラブに詳しい方でも驚くことだと思います。

お客様のスイングに合わせてその場で研磨する下崎さん。

ヒールとソール後方が邪魔だったので、1-2ｇ程度研磨して落としました。

見違えるように振りやすくなったと喜んでいらっしゃいました！

このように、お客様のスイングを見て、クラブの調整をしてしまうのが下崎さん。

研磨するとメッキが剥がれてしまいますが、しばらく使う間に削った部分が馴染んできて、もっと良い感覚のクラブに仕上がってきます。

 

 

あっという間の２時間でした。

 

次は三坂製作所へ。

パターの原型と研磨後のものを出して説明する三坂さん。

 

パターの研磨について、ご自身の経歴について、たくさんお話しして下さいました。

隣の部屋には試打室があるので、そちらで色々なパターを試打することも出来ます。

適切な構えを確認する三坂さん。

 

三坂さんはその人の体格や構え方にあったクラブを研磨します。

 

使用者以外には全く価値のないパターを作るので、ものすごく特別なものが出来上がります。

私はかれこれ７年近くこのお二人とお付き合いさせて頂いております。

兵庫県に移住してから距離が近くなったので、頻繁に遊びに行きます。

 

この地域では、軟鉄鍛造の研磨師の方がたくさんいます。

その中でもこの二人はとても貴重な存在として一目置かれています。

 

その理由は、プロゴルファーとの接点が多く、彼らとの仕事の中で経験を積んでいる数少ない研磨師だから。

 

不動裕理選手、片山晋呉選手、松山英樹選手、石川遼選手などなどたくさんの選手が使用して、その度にグレードアップしていった彼らのクラブ。

 

そんな経験が詰まったクラブを生み出す研磨師はこのエリアにもそういません。

もうこの二人だけではないかと言われています。

 

そんな貴重なお二人の経験談を、お客様に聞いていただく機会を設けることができてとても嬉しく思います。

 

すごくお客様に喜んで頂ける企画でしたので、これからも開催していこうと思います！

 

３名様以上で開催できますので、お連れ様とご一緒にお越し下さい。

 

ゴルフについてもっと詳しくなりたい人

貴重な研磨師の話を聞いてみたい人

下崎さんのとんでもないインパクト音を聞きたい人

三坂さんの工場にあるとても貴重なパターをご覧になりたい人

 

動機は様々だと思いますが、とにかくたくさんの方がこのお二人を関わってほしいと思います。

 

これからも、開催された工場見学のようすはSNSやブログで発信していこうと思います。

 

お気軽にお問い合わせ下さい！